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東大水フォーラム活動紹介>第7回東大水フォーラムセミナー

第7回 東大水フォーラムセミナー

 

 


日時:2010年8月18日(水) 16:00~18:00
場所:柏キャンパス図書館コンファレンスルーム

内容

16:00
「火山地域における河川水質の形成機構」
穴澤 活郎 氏(東京大学 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻)

概要:わが国の水源の多くを擁する火山地域。そこでの天然水の水質を支配する ものは何か。溶存成分の分析値を元に、統計解析や熱力学的な視点から、火 山地域の水質を決定づける要因の定量的な把握を試みる。

17:00 「地中に存在する“あまり動かない”水について考える」
徳永 朋祥 氏 (東京大学 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻)

概要:地下水学は、今まで「流れている水」を対象としてその学問の体系が構築されてきた。ところが、最近、廃棄物処分の安定性評価や長期の地球科学現象の理解に興味が向かうにつれ、「あまり動いていない水」の挙動を知りたいという欲求が発生している。そのときには、いわゆる地下水学的な理解に加え、新たな視点を導入することが必要な現象が認められる。ここでは、そのいくつかの事例を紹介し、議論をしてみたい。紹介しようと思っている事象は、①井戸から揚水をすると条件によっては周辺の地層内流体圧が上がってしまう、②泥岩は不完全な半透膜として挙動する場合がある、③水と混じらない流体がゆっくり地層内を動くときはどんなことが起こるのか、といったことである。
18:00 懇親会

 

当日の様子:(クリックすると拡大できます)

         
             

 

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