「水の知」(サントリー)総括寄付講座主催 全学自由研究ゼミナール
「水で生きる」
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【開催概要】
講義題目:水の知最前線「水で生きる」
代表教員:沖大幹
担当教員:滝沢智、沖大幹、中山幹康、溝口勝、徳永朋祥、
蔵治光一郎、清野聡子
所 属:総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座
曜 限:金曜5限(16:20-17:50)
教 室:113(1号館)
対 象:学部1,2年生
※案内用ポスターはこちら
講義の目的概要:
水問題は地球温暖化とともに解決していかなければならない課題です。
東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座は平成20年4月1日より設置され、分野・組織横断的な観点から、国内外の水問題の取り組みや次世代人材育成を実施しています。
「水の知」とは、科学技術のみならず、歴史や文化など、人と水との関わりあいに関する総合的な知識体系を指します。
水と社会、水と政治経済、水と健康・衛生、水と自然環境をテーマに、水に関連する各分野の第一線の研究者・実務者たちによるオムニバス形式で講義を行います。本講義は、多様な分野にまたがる最先端の水の知識を集約し、各分野の相互関係を体系化するものです。
文理、学年を問いません。あらゆる分野を目指す学生の参加を歓迎します。
教科書:プリントを配布する
授業の方法:配布資料およびスライドによる。
授業のキーワード:水、社会、政治経済、健康・衛生、自然環境、持続可能性
評価方法:出席(40%)+レポート4回(60%)
レポート提出締切日:
1. 「水と社会」レポート 提示日:4月24日、締切日:5月15日
2. 「水と政治経済」レポート 提示日:5月22日、締切日:6月12日
3. 「水と健康・衛生」レポート 提示日:6月19日、締切日:7月3日
4. 「水と自然環境」レポート 提示日:7月15日、締切日:7月31日
レポート提出先:report[at]wow.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に変えて下さい)
授業計画
第1部:「水と社会」(担当:沖大幹) |
4/10(金) |
全体概要説明 |
滝沢智(東大 工・都市工 教授) |
「水と社会」趣旨説明 |
沖大幹(東大 生産研 教授) |
「川の本質と水辺のまちづくり(1)」 |
大熊孝(NPO法人新潟水辺の会代表、新潟大名誉教授) |
4/17(金) |
「川の本質と水辺のまちづくり(2)」 |
大熊孝(NPO法人新潟水辺の会代表、新潟大名誉教授) |
4/24(金) |
「水と市民参加型社会」 |
小倉紀雄(東京農工大 名誉教授) |
第2部「水と政治経済」(担当:中山幹康) |
5/8(金) |
「水を巡る国家間の確執と協調」 |
中山幹康(東大 新領域創成科学研究科 教授) |
5/15(金) |
「今なぜ世界が水をめぐるビジネスに着目するのか?」 |
吉村和就(Global Water Japan 代表) |
5/22(金) |
「健全な水商売」 |
樋口直樹(サントリー株式会社 水科学研究所長) |
第3部:「水と健康・衛生」(担当:滝沢智) |
6/5(金) |
「トイレから世界を変える」 |
加藤篤(日本トイレ研究所 所長) |
「MDGsと開発途上国の水と衛生」 |
滝沢智(東大 工・都市工 教授) |
6/12(金) |
「飲み水の水質基準はどのように決めるのか?」 |
浅見真理(国立保健医療科学院 水道工学部水質管理室 室長) |
6/19(金) |
「マニラで水道を作る」 |
西村弘(三菱商事 環境・水事業ユニット創新企画チームリーダー) |
「開発途上国の水事業における日本の役割」 |
滝沢智(東大 工・都市工 教授) |
第4部:「水と自然環境」(担当:沖大幹) |
6/26(金) |
「水と生態系と地域社会」 |
清野聡子(東大 総合文化研究科 助教) |
7/3(金) |
「農地は水のコントロールが命-農地情報リアルタイムモニタリングシステム」 |
溝口勝(東大 情報学環・学際情報学府 教授) |
7/10(金) |
「水と森と人」 |
蔵治光一郎(東大 農・森林科学/演習林 講師) |
7/15(水) |
「地下水と人と社会」 |
徳永朋祥(東大 新領域創成科学研究科 准教授) |
「総括」 |
沖大幹(東大 生産研 教授) |
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