東京大学総括プロジェクト機構 水の知「(サントリー)」総括寄付講座




↑本講座が制作した小学生向け教育用コンテンツです.


↑本講座オリジナルのオンライン水クイズサイト.楽しみながら水について学べます.


↑水の知検定モバイル(携帯電話版)もオープンしました.

Home
 
東大水フォーラム活動紹介>第11回東大水フォーラムセミナー

第11回 東大水フォーラムセミナー

 

 


日時:2011年11月14日(月) 15:00~18:00
場所:柏キャンパス 大気海洋研究所 会議室(219号室)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam03_05_01_j.html

内容

15:00

大気海洋研究所見学

16:00

「水から環境を考える」
山室 真澄 氏(大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 教授)

概要:原発事故の影響で、微量で長期間にわたって目に見えない物質が及ぼす健康影響に対する関心が高まっています。水の中には様々な化学物質が含まれており、中には人間や人間以外の生物に悪影響を及ぼすものもありますが、今回の放射線ほどは心配されていないようです。ここでは化学物質に重点を置いて、水環境問題からみた問題点をいくつかご紹介し、解決への方向を提案したいと思います。

 

17:00

「微生物ループが駆動する水圏の物質循環」
永田 俊 氏 (大気海洋研究所 海洋化学部門 教授)

概要:湖水、海水を問わず、環境水中には「微生物ループ」と呼ばれる微小な食物連鎖が存在し、物質循環を活発に駆動している。微生物ループを構成するのは、細菌とその捕食者である原生生物、及び、細菌を溶菌するウィルスである。近年、ウィルスによる細菌細胞の破壊が、水中の生元素循環に大きな影響を及ぼしていることが明らかになってきた。これらの「みえない」生き物たちは、実は、水域生態系の維持や、地球規模の炭素循環の制御に関わるキープレーヤーなのである。

18:00 懇親会

 

当日の様子:(クリックすると拡大できます)

       
             

 

 

  活動の紹介トップへ