
↑本講座が制作した小学生向け教育用コンテンツです.

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第12回 東大水フォーラムセミナー
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日時:2012年1月5日(木) 16:00~18:00
場所:本郷キャンパス工学部14号館802号室
内容:
16:00 |
「水田の水管理によるメタン放出抑制は可能か」 飯田 俊彰氏(農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 水利環境工学研究室 講師)
概要:全球での放射強制力の約18%を占めるメタンの約34%は,湿地や水田から放出されています.温暖化対応策として水田からの温室効果ガス放出を抑制するには,現場の農家が受け入れやすく,モンスーンアジアを中心とする米作地帯に広く展開できる現実的な方法が必要です.中干しや間断灌漑をはじめとする水田の水管理によるメタン放出抑制はその一つですが,その効果や可能性について考えたいと思います.
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17:00 |
「トンレサープ湖の魚と漁業」
黒倉 壽氏 (農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際水産開発学研究室 教授)
概要:メコン川の水管理と水産資源の関係はしばしば話題になる.ダム建設等によって,河川流長が平滑化すると,雨季の洪水域の面積が減少し,水産資源の減少を招くことが危惧されている.ところが,メコン川の水産資源の変動を定量的に調べた調査例は皆無である.従来の報告は,漁獲量と河川流長の関係を単純に相関解析しただけのものであり,資源量の推定にはなっていない.本講演では,メコン川最大の水産資源の供給地であるトンレサープ湖の資源量の変動を明らかにし,その変動要因が何であったのかを推定する.また,湖で行われている漁業が,どのような社会的背景で行われているのかを調べた調査結果を紹介する.
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18:00 |
懇親会 |
当日の様子:(クリックすると拡大できます)
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