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東大水フォーラム活動紹介>第14回東大水フォーラムセミナー

第14回 東大水フォーラムセミナー

 

 


日時:2012年7月18日(水) 17:00~19:00
場所:本郷キャンパス工学部14号館802号室

内容

17:00

「海洋再生可能エネルギー」
高木 健 氏(大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 教授)

概要:1970年代に波力発電装置の実証試験を実施した日本は海洋再生可能エネルギーのトップランナーであったが、商用化の段階では、海洋再生可能エネルギーの開発に国全体で取り組む欧州諸国に後れを取ってしまった。しかし、我が国でもようやく経産省や環境省が海洋再生可能エネルギーの開発に乗り出し、商用化への機運が高まっている。このような我が国の状況とこれから解決しなければならない課題について紹介する。

 

18:00

「海底観測の現在と今後の可能性-1000m深度の海底にガスハイドレートとベニズワイガニを見る-」
浦 環 氏 (生産技術研究所 海中工学国際研究センター センター長/教授)

概要:日本海の海底深くよりメタンが上昇し、海底近くで水分子と結合してメタンハイドレートが作られる。土中の水が全て結合してしまうと、メ タンは海底面から水中に出て、そこでハイドレート化し、浮上していく。海底にはメタンを使って化学合成するメタン細菌が増殖し、それを食べる 底生生物の食物連鎖ができあがる。頂点に立つのはベニズワイガニである。私たちが開発した自律型海中ロボット「ツナサンド」は、全自動で 7000枚の写真を撮影し、ベニズワイガニの生態を私たちに目の当たりに示した。

 

19:00 懇親会

 

当日の様子:(クリックすると拡大できます)

         
             

 

 

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